独自SSL証明書が無料のレンタルサーバー

Googleが推し進める常時 SSL 化計画も架橋になり、各 Web マスターのところには最終通告が届いたと話題です。そんな中、無料で SSL 証明書が利用できるレンタルサーバーをまとめてみました。

ロリポップ!

月額100円(税別)〜契約が可能。WordPress を利用したい場合はライトプラン(月額250円〜)以上の契約が必要。ある程度安定した環境で WordPress を使用したい場合は、スタンダートプラン(月額500円〜)以上での契約がオススメ。エコノミープラン(月額100円〜)でも、baserCMS(国産の CMS)が使用できる。注意点として、SSH(シェルログイン)は、ライトプラン以下では使用できない。


エックスサーバー

月額900円(税別)〜契約が可能。プランは3種類(X10、X20、X30)あり、全てのプランで WordPress の使用が可能。レンタルサーバーでは1、2を争う程に人気がある。独自ドメイン無料プレゼントキャンペーンを頻繁にやっていることでも有名(年中やってるイメージがあります………)。


Zenlogic

全てのプランで初期費用が無料。月額890円(税別)〜契約が可能。プランは8種類(プランS、プラン1〜7)あり、全てのプランで WordPress の使用が可能。


mixhost

全てのプランで初期費用が無料。いま密かに人気があるレンタルサーバー。エックスサーバーから移行したユーザーも多い。月額480円〜契約が可能。プランは5種類(エコノミー、スタンダート、プレミアム、ビジネス、ビジネスプラス)あり、全てのプランで WordPress の使用が可能。公式アナウンスとして、WordPress を使用する場合、スタンダードプラン以上がオススメとのこと。無料の独自 SSL 証明書が他のレンタルサーバーと違い、COMODO 社の SSL 証明書を採用している。


CORESERVER

全てのプランで初期費用が無料。月額198円〜契約が可能。プランは4種類(CORE-MINI、CORE-A、CORE-B、CORE-C)あり、全てのプランで WordPress の使用が可能。


バリューサーバー

月額167円〜契約が可能。プランは3種類(エコ、スタンダード、ビジネス)があり、全てのプランで WordPress の使用が可能。


XREA

全てのプランで初期費用が無料。無料〜利用できる数少ないレンタルレンタルサーバー。有料プラン(XREA Plus)は月額191円(税別)〜契約が可能。全てのプランで WordPress の使用が可能。

申し込みはコチラ

レオサーバー

月額399円税別)〜契約が可能。

申し込みはコチラ

さくらインターネット

月額129円(税抜)〜契約が可能。プランは5種類(ライト、スタンダート、プレミアム、ビジネス、ビジネスプラス)があり、WordPress を使用する場合、スタンダートプラン以上での契約が必要。無料の SSL 証明は提供していないが、全てのプランで他社で契約した SSL 証明を持ち込むことができるので、後に紹介する SSL ボックスを利用すると、無料で SSL 証明書を使用することができるようになる。

2017年10月17日より、さくらインターネットの「さくらのレンタルサーバ」、コントロールパネル上の簡単操作で無料SSL証明書「Let’s Encrypt」を設定可能に ~「Let’s Encrypt」のシルバースポンサーとして参画し、常時SSL化推進に貢献~


wpX

月額1000円(税別)〜契約が可能。wpX は、他のレンタルサーバーとは異なり「WordPress 専用のレンタルサーバー」。WordPress 用にチューニングされたサーバーなので、WordPress サイトを安定して運営可能。


SSLボックス

さまざまブランドの SSL 証明の発行をしてくれるサービス。無料の SSL 証明(Let’s Encrypt)をブラウザー上で発行できる。発行した SSL 証明書は、さくらインターネットなど、他社で契約した SSL 証明書を持ち込めるレンタルサーバーで使用すると、Web サイトを無料で常時 SSL なサイトにすることができる。注意点として、SSL 証明書の有効期限が切れる前に、SSL ボックスのサイト上で更新手続きをした後、サーバー上の SSL 証明書の更新も行う必要がある。


あとがき

ここ最近、 Google から Web マスター宛に「2017年10月より、ユーザーが Chrome(バージョン62)で HTTP ページのフォームにテキストを入力すると、『保護されていません』という警告が表示されるようになります」というような警告メールが届いたと話題です。結構前から、Google は「Web サイトを SSL 化しようね!」という趣旨のアナウンスをしていましたから、もう、そういう時期なのでしょうね。

現在運営中の Web サイトに SSL 証明書を導入するのには、結構な手間がありますが、Web サイトを利用してくれるユーザーの安全と、HTTP/2という次世代プロトコルによる Web サイトの高速化という恩恵が受けられるので頑張りましょう!!

※ レンタルサーバーの仕様上、HTTP/2に未対応な場合もあります。

それでは、本日はここまで。

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Written by くっくる

WordPressを使ったウェブサイトの構築・HTMLコーディングの受託案件を中心に埼玉県にて活動中。バイラルメディア風にFacebook pageのいいね!ボタンを設置できるVA Social Buzzをはじめ、複数のWordPressプラグインを公開している。共著書として「エンジニアのためのWordPress開発入門」がある。

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